限りなく自然の色に近い灯りを
森の精
薄くスライスした桧を幾重にも重ね合わせることで、限りなく自然に近い灯りを作り出すことができました。
新しい感性が伝統の素材を安らぎに変える 坂本尚世
あかり工房吉野 坂本尚世 |
私が吉野檜をあかりの素材に使うのには、主に2つの理由があります。
ひとつは地元の素晴らしい素材を活かしたいから。
そしてもうひとつは檜を透過した光の色や質が「ライトテラピー」に適しているからなのです。
私のあかりづくりは、「ライトテラピー」という言葉との出会いが始まりでした。
ライトテラピーとは、心を癒す明かり(あかりでやすらぎの時間を過ごす)という意味。
心を癒すのは、夕日が沈む頃のような「オレンジ色、暗め、低い位置からの光」です。
ふすまなどにも癒しの灯りを |
人間の身体には本来、太陽の動きに深く関係した「生体リズム」があり、
明るくなると活動的に、暗くなると静的になります。
寝る直前まで明るい蛍光灯の光を浴びているとストレスが溜まるそうです。
オレンジに輝くふすま |
さらに自然素材の持つ「ゆらぎ」や手触り、貼りあわせによって生まれる陰影や「不均質さ」が リラックス効果を高めてくれるようです。
この”あかり”でやすらぎのひと時をお過ごし頂ければ... という思いを持ちながら 日々あかり創りに取り組んでいます。
あかり工房吉野 坂本尚世のホームページはこちらから
お問い合わせは、 電話 0746-32-5282
お問い合わせフォームはこちらから
伝統の技術が安らぎの灯りを生み出しました
吉野AKARI
伝統の吉野和紙をモダンな灯りに活かすには、建具職人の技が必要でした。
伝統技法の技を守る 和田工芸 和田奈良一
和田工芸 和田奈良一 |
高度な技術が必要とされる欄間 |
木を知り尽くした建具職人が、伝統の吉野和紙を使って灯りを作りました。
欄間や障子など木を使う住宅が減り、建具職人もその腕を活かす機会が減ってきました。
従来の伝統技法の技を忠実に守る職人としての和田は、同時にチャレンジ精神が旺盛で、吉野和紙を使っての灯り制作に取り組みました。
細かく精度の高い細工 |
和田工芸 和田奈良一への お問い合わせは、
電話 0746-32-3846
お問い合わせフォームはこちらから