和紙と皮革の融合
和紙素材にも新しい素材が誕生しました。
和紙素材と皮革を織り込んだ反物です。
加工性に優れ、軽く丈夫で長期の使用に耐え、経年とともに風合いを深めていきます。
さらに和紙を様々な手法で染めて、同じスリット加工を施し、今度は皮を芯材として用い、その周りを和紙で包んで、様々な幅や形状の紐を作り上げました。
表面は撥水処理を行い水や汚れから守り、使いやすい素材として作り上げました。
この紐を利用してカバンや写真のような和紙のベルトが出来上がりました。
これらは、吉野が育んできた本物の素材と伝統の技術があってはじめて可能となるものばかりです。