エコモロゴマーク
日本のものづくりの様式をつくることをコンセプトにした統一ブランド名を「ecomo」(japan eco modeの造語)とし、知恵と技術で自然の恵みを余さず使い、暮らしの中に新たな用途を生み出す「無限の芽」をシンボルとして、吉野から魅力あふれる商品を創出する姿をこのロゴマークにこめています。


ECOMO特選プロダクト
照明器具
吉野杉と吉野和紙
温かく空間を包む
癒しのあかり
料理箱
吉野杉の天然無垢材
モダンでシンプルな
美しさを追求しました。
鞄
吉野杉・革
コラボレーションの真価
パース
吉野和紙・革
吉野の香りと手触りを
国産材を活用して日本の山林、地球の森を守ろう!
━はじめに━ 
日本の最大の資源は山林です。しかし、その最大の資源である山林が災害を引き起こす要因になろうとしています。特に、戦後以降植林された山林は、採算が合わないため、放置状態となり、土壌に陽も指さず、草も生えない暗闇の森といった状況です。
その一方では、不法伐採を繰り返し、植林をしない状況が続いているという不合理な現実が、今、起きています。 山林が人類にとってどのような役割を果たしてきたか?そしてこの先どういう役割を果たしていくか?今、考え、行動にうつさなければ取り返しのつかない状態になると思います。
森は我々に多くの恵みを与えてくれる自然の神様です。
━吉野から日本の山林を復活させる━
私は吉野で生まれ育ち、代々林業を営む家系で、樹齢10年の山林から三世代にわたる樹齢100年あまりの山林を管理しています。100年を超える木に育てるには、地ごしらえから始まり、下草刈り、枝打ち、雪害による木起こし、数十回にわたる間伐等、子供を大人に成長させるように、本当に手間と時間がかかります。
木と共に成長し、持続可能な林業経営を目指している一人として、このまま山林を崩壊させるわけにはいかない責務があります。
林業経営は、一般的なビジネスと違い、商品を作り出すのに長い年月を要します。長い年月と世代を超えて山林を守っているからこそ、次の時代に継承しなければいけない想いと責任がより強く芽生えます。一本一本想いを込めて、植林し、育てた木には、愛着と感謝の心がいっぱい詰まっています。
その成果が、機械で作られたかのようなきめ細かな均一性をもった年輪という形で現れてくるのです。
500年といわれる歴史ある吉野林業の植林技術から生まれた年輪は、木の木目を通して、我々に自然の恵みを教えてくれたのではないでしょうか。自然の恵みと人の愛情が育んだ木を、一人でも多くの人に使ってもらいたい、活用してもらいたい想いで日々の仕事に取り組んでいます。日本の木も、土壌の違い、気候の違い、植林の違い等、産地によって色々特色があり、木の質も違ってきます。そのためには、まず人の目にふれる機会を増やし、感覚をつかんでもらう事だと思っております。
商品を通して、一人でも多くの人に国産材の肌触り、香り、木目の美しさを味わってもらうことで、住宅をはじめ、多様な方面で国産材を活用していただきたいと願っております。国産材の活用が、日本の山林を守り、地球温暖化防止に大きな役割を果たしていくと考えております。